OSIについて

OSIの歴史

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1998年、スエーデン・マルメ在住のクリスターソン先生を最高顧問としてお迎えし、大阪・伊藤雄策と名古屋・原 正幸とで、 これまで行われてきた企業主導型のインプラント研修ではなく、開業医サイドに立った研修会を行うべく、 O.S.I(オッセオ スカルップ インスティテュート)を発足する。

Dr.ラース クリスターソン Dr.Lars Kristerson

1930年
スウェーデン生まれ。
1953年
カロリンスカ・インスティテュート歯学部卒業。
1953-1960年
卒業後7年間大学に残り、スペシャリストとしての訓練を受ける。
1960年
口腔顔面外科医としてマルモ総合病院に勤務。
1975年
インプラントの開発者であるブローネマルク教授にインプラントを学ぶ。
1979-1980年
マルモ総合病院の院長としてインプラント治療を始める。
マルモデンタルスクールで準教授。
1995年
マルモ総合病院を定年退職。
プライベートクリニックを開設。
1998年
O.S.I 最高顧問。
2001年
大阪にて、Dr.ピーツ(現・スイス ガイトリッヒ社社長)を招き、ボーンシンポジュームを開催。
2003年
OSIの理念に賛同し、東京・寺西歯科医院院長 寺西邦彦がOSIに参画、OSI東京として活動する。
2005年
同様に、沖縄・泊ヒルズ歯科院長 金城清一郎がOSIに参画OSI沖縄として活動する。
同年
日本で始めてイエテボリ大学 顎顔面口腔外科講座教授 Dr.アルブレクソンを招聘し、沖縄にてインターナショナル・アストラインプラント・シンポジュームを開催。
同年
スエーデン・ハルムスタッド病院 Dr.イサクソンをOSI顧問に招聘。
2006年
スエーデン・ハルムスダッドCPOコースが10周年を迎える。
2006年4月4日
ハッランズポステン新聞に掲載
スウェーデンのハッランズポステン新聞に、ハルムスタッドへの研修ツアーの様子が掲載されました。

OSI研修プログラム

ベーシックトレーニングコース

イメージ:ベーシックトレーニングコース

生物学的見地からオッセオインテグレーションの概念、アストラテックインプラントの基本的原理などの学習を目的としたコース

  1. 生物学的見地から
    オッセオインテグレーションの概念
  2. アストラテックインプラントの基本的原理
  3. 術前診療と治療計画
  4. 外科1次、2次手術式
  5. 顎模型を用いた実習
  6. 印象採得及び補綴術式
  7. ケースプレゼンテーション

総合実習コース

総合実習コースではインプラント治療だけでなく、歯周治療、補綴治療等、インプラントと関連する治療を同時に学習できることを目的としたプログラム内容とし、4ヶ月計8回のトレーニング内容がプログラムされたコースとなっています。

1日目 インプラントを成功に導くための診断と治療計画
» インプラント総論
» アストラテックインプラントの特徴
» 治療計画・患者の選択・骨の診断
» 一次外科術式模型実習
» ケースディスカッション
2日目 インプラントを成功に導くための外科術式インプラント外科と歯周外科
» 基本的外科術式
» Full・Flap・Operation外科実習
» Partical・Flap・Operation外科実習
» サージカル・ステントの製作法
1日目 一次外科術式臨床実習
» ドレーピングと術前処置
» 麻酔と全身管理
» レントゲン上での手術診断
» 一次外科・患者実習
» ライブでオペレーション
» ケースディスカッション
2日目 一次外科術式臨床実習
» 一次外科・患者実習
» ライブでオペレーション
» 一次外科・模型実習
» GBRと骨移植
» 術後の管理とトラブルへの対応
1日目 二次外科術式臨床実習
» 二次外科術式・模型実習
» 二次外科術式・患者実習
» アパットメントの種類と選択
» ケースディスカッション
2日目 インプラントを成功に導くための補綴術式I
» ユニ・アパットメント
» インプラント・スナップ印象採得
» プロビジョナル・レストレーション
» アパットメント・レベルへの印象採得
1日目 インプラントを成功に導くための補綴術式II
» プレパプル・アパットメント
» インプラント・スナップ印象採得
» アパットメント・セレクションキット
» フィクスチャー・レベルへの印象採得
2日目 インプラントを成功に導くための咬合と補綴設計
» フェイスポウトランスファーと咬合採得
» インプラントにおける咬合様式
» インプラントの補綴設計
» 術後のメンテナンス
» マネージメント
» 総括講演

アシスタントコース

イメージ:アシスタントコース

アシスタントの方に対し特別な技能が必要となる一般的な歯科治療以外の知識、技能を教育するコースです。
インプラント治療は特に外科処置では、アシスタントの方に対し特別な技能が必要となります。
一般的な歯科治療以外の知識、技能をアシスタントの方に対しても教育する必要があります。

  1. 清潔、不潔の概念
  2. 手指消毒と術衣の着用[実習]
  3. 手術器具の洗浄、滅菌及び準備
  4. ドレーピング[実習]
  5. 手術中の役割
  6. 術後の手術器具の洗浄及び滅菌

アドバンスコース

骨を造成させるテクニックやコンピューターを使用したハイレベルな治療等、より審美的なインプラント治療等、より専門的技術をマスターしていただくプログラム。
アドバンスコースでは特に骨量が十分でない場合に対して骨を造成させるテクニックやコンピューターを使用したハイレベルな治療、早期にインプラント治療を行うテクニック、より審美的なインプラント治療等、より専門的技術をマスターしていただくプログラムとなっています。

  1. ベニヤクラフト、スプリットクレストの概念とそのテクニック
  2. 実習にて、ベニヤクラフト、スプリットクレストテクニックの習得
  3. ベニヤクラフト、スプリットクレストの実際(ライブオペレーション)
  4. サイナスリフトテクニックの復習

マンツーマントレーニングコース

実際のインプラントOpe指導、アドバイスを聞きながら学ぶ実践的なコース。
O.S.Iが最も力を入れているコースがマンツーマントレーニングコースです。
Opeが初めての方から骨移植を必要とする症例まで幅広くサポートするコースです。

  • 1. 手術室などの設備を必要とする症例
  • 2. 麻酔医を必要とする症例
» Dr. Lars Kristerson
面口腔外科医、D.D.S. PhD、アストラテック社コンサルタント
» 原 正幸
OSSEO SKAPR INSTITUTE NAGOYA 主幹 愛知県長久手町開業
» 伊藤 雄策
OSSEO SKAPR INSTITUTE OSAKA 主幹 大阪市中央区開業

スウェーデンC.O.Pコース

ハルムスタッド市にあるハルムスタッド病院の口腔外科にて行う研修コース
O.S.Iでは10年前よりスウェーデンC.O.Pコースを毎年企画して参りました。8年前からはハルムスタッド市にあるハルムスタッド病院の口腔外科にて研修を行っています。

現在では、家族の方達もご一緒に参加され研修会中でも楽しんでいただける企画内容となっています。 1993年よりスタートしたスウェーデン研修では、今年で14年目となりました。 ハルムスタッド公立病院での研修は11年目となり、 今年も大変有意義な研修となりました。

今回のこの研修コースはリピーターの先生方が多く、又、参加された先生方はインプラント治療の経験が豊富な先生方が大半であったため、 研修プログラムもAdvanced Implant Courseとして開催されました。

イメージ:スウェーデンC.O.Pコース